バンドに負けない声になるために。

気がつけば年の瀬。生徒さん達に「良いお年を」と伝える時期が今年も到来しました😊

今日は音楽活動をはじめたての(とくに女性の)生徒さんからよく頂く「声量をアップさせるコツを教えてください」というご質問にスポットを当てていきたいと思います✨

個人的には、歌は声量が全てだと思いません。

最近はマイクの性能もかなり良くなっており、声量が無くてもとても繊細な部分まで拾ってくれるマイクもたくさんあります🎤
一般的なカラオケのマイクも、最近の物は感度がとても良いなと思います。

しかし、ライブで声がバンドに埋もれてしまい歌がほとんど聴こえていないという現象や、声はなんとか聴こえるけど歌詞が全く聴こえないという現象に時々遭遇します。
音響(PA)さんが何とか頑張ってくれますが、PAさんではどうにもこうにも調整が効かない時も多々あります😅
そういう場合は、やはりボーカリストの声量を上げるか、楽器の編成をアコースティックなサウンドに変えるかの二択になると思います。

大は小を兼ねる、声量はあるに越したことはないと思います。


では、そもそも声量って何でしょうか?
声量=声の大きさ と答える方が多いのですが、

声量は声の大きさではなく、声の響きの大きさです。

なので声のボリュームを上げる前に、まずはしっかりと声を響かせていきましょう❗️


では声を響かせるトレーニングをご紹介します。

鼻腔共鳴といって、鼻の奥の空洞を響かせられれば声そのものの響きもアップします。

↑のイラストの斜線部分あたりが鼻腔です。

「ンー」と鼻歌を歌うように少し高い声でハミングをしてみましょう。

この時響いてる部分が鼻腔です😊やや上の方に響かせてくださいね。

次に、その響きのまま口を開けていきます。

「ンーナアー」と一息で発声します。

「ンー、ナアー」と切れないように一息でいきますよ!

「ナアー」と口を開けたとき、ハミングの時以上に声が広がっていくのを感じてみてください。

イラストは目をつぶってしまってますが😅できれば目を大きくあけて👀上に持ち上げるように発声していきましょう。

声の広がりが大きければ大きいほど、声が響いているという事になります。

いまいち声が広がらないなぁという方は、自分で声の広がりが感じられるようになるまで、練習してみてください。

歌を歌う時にもこの響きを感じながら発声できたらベストです❗️😊✨

声量アップで免疫力もアップさせていきましょう❗️

次回は【伝わる歌をうたうために】をお届けします。

See you!!    atsuko.

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